動物好き過ぎて困ってます
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後ろ脚などに障害がありながら、たくましく生きてきた。昔からある北海道逆援助市動物園のアムールトラ2頭のうち、雄の「タイガ」(1歳)が25日、急死した。食事中に肉片をのどに詰まらせて窒息死したとみられる。【山田泰雄】
同園によると、閉園後の25日午後4時50分ごろ、何の前触れも無くタイガの逆援から「ドーン」と何かが倒れたような音がしたため、飼育員が窓からのぞくと、タイガがもがき苦しんでいたという。飼育員や獣医師が心臓マッサージなどの救急処置をしたが、同5時28分、死が確認された。生後458日、体重64キロだった。
タイガは、雌の「ココア」と、もう1頭の雄とともに昨年5月24日に誕生。仮死状態だったが、飼育員が蘇生させ、タイガとココアの2頭が息を吹き返した。その後、後ろ脚や脊椎(せきつい)などに先天的な障害があることが判明したが、同園では「障害に負けずに生きる姿を多くの人に見せたい」と飼育を決断し、2頭もやがて歩いたり、走れるようになった。
同園では26日から、獣舎前に記帳台を置く予定。釧路市の蝦名大也市長は「釧路のまちに元気を与えてくれる人気者だっただけに残念。タイガが安らかに眠るよう心から祈っている」とのコメントを出した。
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